【開催中】Seed山種美術館日本画アワード2019

2019-08-16

台風の影響はいかがだったでしょうか。

私も今年は覚悟を持って今日か明日かと、アトリエにも徒歩で向かい待機しておりましたが、拍子抜けする程難無く過ぎようとしています。どうぞ皆様も何事も無くご無事でお過ごしいただけますようお祈りしております。

さてその台風襲来の前日にSeed山種美術館日本画アワード2019の内覧会に行って参りました。山種美術館館長、山崎妙子様をはじめ関係者の皆様には大変お世話になり、心より御礼申し上げます。

山種美術館では充実したコレクションもさることながら、度々の企画展で豊かな時間を過ごさせていただきました。

ゲートを通り美術館内のいつもの会場で自分の作品が展示されているというのは不思議な感覚でしたが喜ばしい体験をさせていただきました。

審査員の先生方からはアドバイスと御助言を賜り、読売新聞様の記事では宮廻正明先生との歓談の様子が掲載されていました。いつも新しい発見は次の展開に向けてあれこれ思い巡らせワクワクするものです。

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/artexhibition.jp/topics/news/20190814-AEJ97746/amp/%3Fusqp%3Dmq331AQQKAFwAZgB6PqF3-ba4-nJAQ%253D%253D

北は北海道から南は沖縄まで、色々と地域毎に特色のある作品のお話なども伺うことが出来て新鮮でした。

毎度思いますが生まれ育ったその土地の色というのは見事に出るものだなと感心します。見てきたものでしょうか、生まれた土地の色を皆持っており、その土地の人にしか描けないものを見るにつれ自分にはないものを見る喜びで嬉しくなるものです。また地域性とは別に、心の故郷というものがその人にとって何処にあるのかを知る楽しみも、絵画を見る楽しみの一つではないでしょうか。

こちらの和菓子は展覧会会期中にCafe椿にてお召し上がりいただけます。山種美術館での楽しみの一つですがCafe椿では展示会毎に作品にちなんだ和菓子をいただくことができ、今回は青山の老舗菓匠「菊屋」さんのセレクトメニューとなっております。とても美味しくいただきました。どうぞお越しの際はお立ち寄り下さいませ。

http://www.yamatane-museum.jp/upload/cafe190809.pdf

さて会期も残りわずかとなって参りましたが、どうぞ足をお運び頂ければ幸いです。