久しぶりに京都市美術館に伺いました。
三月からは京都市京セラ美術館としてオープンします。
人生の多くを私はこの生まれ育った町の美術館と共に過ごしてきました。卒業制作展、京展、創画会で度々お世話になりました。企画展の数々は、家族や友人との大切な想い出がよみがえります。
長らく見ていなかった第一展示室に足を踏み入れた瞬間、実家に帰省したかのような懐かしさで胸が一杯になりました。
また再び多くの人に夢と感動を与え、歴史と共に故郷となる場所として新たに生まれ変わるのでしょう。
今後とも一市民として、作家としてその一助となれば幸いです。
第52回京都書作家 新春展では私の母、書家・大村裕子(おおむら ひろこ)の作品の絵を担当させていただいております。
https://www.daimaru.co.jp/museum/kyoto/kyoto_syosakkaten_52/
京都書作家 新春展
会期
2020年1月29日(水)→2月3日(月)
会場
大丸ミュージアム〈京都〉[大丸京都店6階]
入場時間
午前10時→午後7時30分(午後8時閉場)
最終日は午後5時30分まで(午後6時閉場)
入場料
一般:500円(300円)
『日本の書の母なる地と称される京都において、清新な感性と技法で新しい書の姿を表現。日展を鍛錬の場とし京都書壇で活躍する書作家の新作が一堂に集う、新春恒例の催しを京都で展開いたします。(京都書作家協会)』
扇面に、金泥のシンプルなものになります。
写真はボツになった青海波模様です。せっかくですので…。
会期も残り少なくなって参りましたが、またどうぞ京都日本画新展と合わせてご高覧ください。